息子のボロボロのおもちゃが捨てられない

皆さんは、お子さんの
古くなった、もしくは壊れたおもちゃを捨てられない
という経験はありませんか？

その時の親の感情は、
『困った』ですか？
『微笑ましい』ですか？

先日息子の壊れたおもちゃを捨てたいと思い
息子に聞いてみたんです。
それで、私は、
なんだか『微笑ましい』と思ったので、
ブログに残すことにしました。

先ず私は、息子の
・小さくなった服
・ボロボロのおもちゃ
・興味が無くなった本
・もう使わなくなった文房具
・その他全て

捨てる時には、息子に
「これ捨てていい？」
と必ず聞いてから捨てています。
(勝手に捨てられた)という事実で
再び息子を傷つけないためです。
過去に、息子に黙って処分して大変でした。
それからは息子を説得して、
了承を得てから捨てています。

子どもの気持ちを尊重し、
息子が処分したくないものは処分しない、
気の済むまで保管しておきます。

捨てられないけど処分したい…

ぬいぐるみ
ライダー系おもちゃ
プラモデル
プラレール
ミニカー(トミカ)
一番くじの景品
…
これらのおもちゃも全て息子に確認、
「売っていいよ」
という返事が返ってきます。
(この返事が返ってくることを把握済みです)
息子のおもちゃはほぼほぼリサイクルショップで買い取ってもらいます。
買取金額は全て息子の貯金になります。
後日一緒に郵便局に行き、窓口で貯金します。
息子専用の貯金通帳を作っているので、
貯金する度に見せています。
このような仕組みにしてから、
自分の貯金が増えるので
前向きに処分を検討してくれます。
壊れているものもボロボロのおもちゃも、着古した下着も売ろうとする程前向きになりました。
貯金熱心な小３です。

現在、我が家に
壊れているおもちゃがあるのですが、
息子に捨てないでと言われています。
それがこちら…

足と目が取れているスパイダー🕷️

息子が３歳の時のハロウィンからずっと我が家にあり、
毎年我が家を装飾してくれてきました。
息子の手により、
クモは足も目も取られています。
わんぱく坊主は、自ら壊し、
壊したことも楽しんでいる、
それなのに、そんなボロボロを捨てずに
「来年のハロウィンも飾る」
「捨てようとするママから守ってあげる」
「クモと遊ぶの楽しい」
「寝る前にクモと遊ぶ」

子ども心は想像以上に繊細で…不思議です。

私にとっては捨てたら？
と思ってしまうようなものですが、
息子はとても大切にしています。
処分するものと思っていたので誤算でした。
全ての物をお金に替える訳ではないようです。

今も私にはこのクモの価値がわかりません。
でも、来年のハロウィンも飾るものとして
保管することになりそうです。

私にとってのこのクモの価値は、
息子の優しさや息子独特の物を大切にする心
を発見できたことだと思います。

そして、
私はこのクモを見る度に、
今回の息子の一連の行動を思い出して
息子を微笑ましく、愛おしく感じます。

読んでいただき、ありがとうございました。