私、日々の思いを綴る…

このブログでは、私が、日々の思いを綴っていこうと思います。

40歳の壁

こんにちは。


いきなりですが…
私の年齢は現在40代です。
人生の中間地点で、
ミッドライフクライシスどっぷりです。

ミッドライフクライシスとは、
中年の危機という意味で訳され、
人生の中頃に、自分の人生を問い直さずにいられなくなる時期で、
さまざまなきっかけでそれまでの価値観がひっくり返り、
その後の生き方を問い直すことになる人生の分岐点、
心の危機的状況に陥ること
なのだそうです。


40代の私、
これまでは自分の意志で積み重ねてきた選択に後悔など全く無くて、
人生のいつの時点も精一杯生きていて楽しかったのに…

1年前の病気をきっかけに、

・家庭に重きを置く人生を選んだ専業主婦のままでいいのか?、
・病院に勤務していた20〜30代、もう一度働きたいと若干心残りもあり、
・子育て中心の生活をしてきて、子どもがある程度育った時、仕事やキャリアを持っていない私は欠落感のような感情を抱いている、
自閉症スペクトラムの息子が小3になり、悩みながら迷いながらではあるが子育てのペースを掴めてきた、
・病気をしたことにより健康寿命の残りの時間を意識するようになった、

私の人生、これでいいのかな?

迷い始めて約1年、今も絶賛困惑中。

そこで今回は、42歳の私が
『40歳の壁』について考えてみました。


昨年(令和2年11月)、ある日の早朝、
くも膜下出血で倒れ意識不明で救急搬送、
主人が大学病院の勤務医だったので
第2次救急を経由することなく
大学病院に搬送してもらいました。
緊急手術をしてもらいましたが、
血管破裂の場所が見つかりにくい場所で、
処置に難しい場所と細さで…
適当な大きさのコイルも無くて、
だけど取り寄せる余裕など皆無、
それでも、脳外科医皆さんの判断のおかげで
私は生きることができました。
後に我が身に起こった説明を受けた私は、
その状況に恐ろしくなりました。
人生全ての運をここで使いきった気持ちです。
約1ヵ月の入院期間を経て、
約4ヵ月で全ての後遺症を克服し、
私は再び生きることを獲得しました。

ですが、このくも膜下出血の治療中、
副腎腫瘍と甲状腺癌が発覚しました。
通院治療だけではなく
再び、入院治療も必要になりました。
これまでと同じ境遇では生きられず、
私は子育てをするのに実家の協力を得るため、
実家のある故郷へ
家族で引っ越すことにしました。

引っ越して約5ヵ月、
息子も故郷での生活には慣れてきて
私は両親に息子を預け通院する日々。
体調は万全ではなく、
子どもの寝かしつけと同時に寝落ちすることも多く、
毎日があっという間に過ぎていく…

何か行動をしたい、なのに行動できない、
つきまとう不安、
自分の人生を問い直さずにはいられなくなる…


人生100年時代の今、
もう一度働きたい?
もう一度やり甲斐のある何かを見つけたい!

これまでの私の遣り甲斐は、
小学校のPTA活動や
外国人留学生のホストファミリーでした。
大学の無い我が故郷では
ホストファミリーの機会は無さそうです。

私はPTA活動を楽しめるタイプで、
幼稚園の頃も転校前の小学校(2年間)でも
PTA活動をしていました。

40歳の壁を考える中で、
仕事やボランティアで、
社会的価値がある存在になりたくなりました。


親としての役割も今一度見直しています。
自閉症スペクトラムの息子が、
将来生きていけるように就職できるように
下支えすることを
より考えるようになりました。

息子が小2の時、
私はある日突然約1ヵ月入院し、
これまで子育てに関する全てのことを私だけが把握していました。
日々の学校の持ち物、毎日複数の習い事、
放課後等デイサービスの利用、
喘息の通院中、歯科通院中、
インフルエンザの予防接種も予約していたし、
発達障がいの言語訓練も受けていました。
息子の異変に気付いてくれたママ友さんがLINEをくれていて、息子の持ち物や服装が明らかに違うことを教えてもらいました。給食に必要な持ち物が違ったりエプロンの持参が無かったり、体育授業には動きにくい服装だったとのことでした。
スイミングでは、父親が付き添いをした初日に、息子が知らない人と一緒に来たとのご心配の連絡をくれました。
(近所付き合いも町内会のお付き合いも私だけでした)

今後は引き継ぎノートなどを作り、
それを見ると誰でも息子の状況を把握できるようにしようと思いました。

今私は、
自閉症児を持つ親の会の勉強会に参加し、
今後親が子どもにすべきことを学んでいます。
子どもに対し、すべきこと、遺すべきことを、
準備していきます。


40代、ここから大きな変化を起こすことに勇気や心配、不安いろんな感情があるけど…
私は今、今後の人生を模索中です。

そして、この40歳の壁、
実は…
駆け上がるのもぶち壊すのも、着地するのも、
なかなか手強いです…
頑張ろうっと!