人生の目的について考える

皆さんは、人生の目的はありますか？
また、考えたことはありますか？

前回のブログで、
『40歳の壁』にぶつかってしまった私、
今回は、
病気と共に生きていく私の
人生の目的について考えてみたいと思います。

・これから何がしたい？
・○年後にどうなりたいかな？
・死ぬ前にどんな人生だったら満足？

正直、人生の目的とかわからない…
これまではやりたいことをしているうちに
次のやりたいことが見つかり、
チャレンジしたら次の目標が見つかる、
こんな感じで
人生の目的を考えたことが無くても
楽しい人生を過ごしてきました。

私自身の状況も変わり
環境も変わるので、
最適がわからず焦っています。

具体的には、
脳外科、外科、内分泌内科、循環器内科を定期的に受診することになり、
日常生活に少しだけ制限があり、
日常生活で大量の薬を内服することになり、
入院治療に備えて故郷に戻ってきたことで生活環境が変わり、
好きだったホストファミリーを止めて、
茶道のお稽古も止めて、
ここから、今の私がしたい人生の目的を探すことになります。

ただ…
目的の一つは叶っています。
私の身勝手なわがままだけど、
癌がリンパ転移、または肺や骨に転移するまでは手術をしないと決めています。
外科医師にも内分泌科医師にも
先日お伝えしたところです。
手術をする予定で検査入院までしたのに
手術をしない決断をしたことは、
人生の満足度を自分なりに考えてのことでした。

『人生の目的』というと壮大に感じて…
「目的とは何か」を考えて考えて思考が止まってしまうより、
とりあえず行動する方がいい、
その方が何倍も学びがある、
そんな気がします。

目的が無くてもわからなくても、
どの方向に進むべきか、
大まかな方向性だけでも見つけたい

・○○が好き
・○○という場所が楽しい
・○○な人が好きだ
・○○を成し遂げたい
・○○というモノに囲まれたい

これらが明確になることで、
そこに身を投じることで、
私は幸せだと感じるので、
この『幸せの状態』にたどり着くために
人生を歩んでいきたいと思います。

ですが私、
この「人生の目的」を
考えたことが無い＝答えられない＝言葉に出来ない状態で、

自分の大事にしたいモノや大事にしているコトが言葉にできていない状態で、

人は言葉にできないことは意識した行動にできないと思うので、

言葉にするために、
「どんな人生を過ごしたいのか」
「どんな時間を使いたいのか」
を考えることになります。

今のところ、
小３の息子の子育てしか思い浮かびません。

私の大事にしたい、しているを兼ねています。
子育てに時間を使い、子育てを成し遂げる、
発達障がいがあっても生きていけるように
生活できる能力を育てていく

でもきっと、
子育ては母としての義務であり、
私は子育て以外のところで目的を探したい、
一人の人間としての目的を探したいのです。

数年後の未来を想像してみます。
今は出来ない運転が数年後には出来るかもしれない。
田舎暮らしにとって、車の有無は行動範囲を広くし、出来ることを増やしてくれます。
その時には、すぐに茶道を再開できるし、
英会話のボランティアも探すことができます。

どんな未来へ向かいたいかの方向性は
決めておく必要があると思います。
目的を設定して、
思考を間違えても、遠回りでも、迷走しても、
進まないよりはいい、
気づいた時に修正すればいい、
修正するためにも
方向性を決めておく必要があります。
そして、この思考の積み重ねが
後に目的の設定に繋がるように思います。

今までなんとなく毎日を過ごしてきて、
なんとなく困難を乗り越えて、
それなりに楽しかったけど、

年齢を重ねた今、
病気をして人生の方向転換をしてみて、

「本当はあの時にこうしたかった」
と言いながら余生を過ごすことになるのは嫌で、
「あの時悩んで迷って、この選択を見つけてよかった」
と言いながら楽しんでいたいと思うのです。

人生の目的を決めるというのは、
自分の人生において
『大事にしたいこと』を言語化することから
始まるのだと思います。

私はどんな人生だったら満足か…

以前、
「やりたいことリストを100個書いてみる」
というのがあったと記憶しています。
人生の目的の形が見え始めるはず…

・なんでもいいから書く
・一気に書かない、急には思いつかないから時間をかけて書き留めていく
・似たことでもいいので書いていく

目的を具体化していきます。

『今後やりたいこと＝人生の目的』

『人生の目的』が決まっていないので、
とりあえず
やりたいことリストを書くことから始めてみます。